アカデミック雑談会 (Academic Dialogue Networks)

多分野の人とアカデミックな対話を触媒にした定期的なつながりの場

<第11.1回 アカデミック雑談会 online>

皆さまこんにちは!

先日オンラインで開催したアカ談のまとめです。

最近はオンライン形式が定着しつつあり、地理的にも分野的にも離れた人と(そして初対面の人とも)画面越しに、たのしい雑談ができている気がしています。

 

明日からしたいこととして、「人と話し合いやすい環境づくりをするために努力しようと思いました」というふりかえりがあり、チームワークについての雑談(議論ではなく)が、アカ談の場を越えて、広がっていくことを感じました。

個人的には「「みんなが隙あらば自分の主張を言う」のがよいチーム」という表現がなるほどなと思いました。

とてもアットホームな雰囲気で、各自が持ちネタをどんどん投入して、話が広がっていく楽しい会でした。またやりましょう!


とき・ところ

12/5(土) 19:30-22:00@Zoomブレイクアウトルーム

 

19:30-35 チェックイン

19:35-21:55 雑談!(45分×3)

21:55-22:00 シートに記入しながらふりかえり

 

参加者

5名

 

―――自己紹介―――

関心の変遷(始点→終点)

ミクロ経済学→プラットフォーム・ビジネス、ブロックチェーン、エージェント・ベース・シミュレーションなどなど

途上国開発→チームワーク

マーケティング民俗学

医療→統計

組織→組織

 

本1冊

『京大というジャングルでゴリラ学者が考えたこと』

情動はこうしてつくられる──脳の隠れた働きと構成主義的情動理論

古事記

最近専門書以外のしっかり本を読めていません。

ジョブ型雇用社会とは何か

 

―――ふりかえり―――

1. 話をしていて思ったこと / 考えたこと / 気づいたこと / 疑問に思ったこと

オクムラさんの話で、臨床試験にあたり、変数を設定してサンプルを振り分け、偏りが出ないようにする話が面白かったです。

話をしている時、ふと思いついたが必ずしも今話されている論点に沿わないような内容をあえて言うことで話が広がること。人は論理的な思考よりも連想的な思考の方が得意であるので(?)、このような場面はわりとよくあるが、話をずらしてはいけないなと思い連想したことを話すのを控えることもよくあると思う。

統計学的手法やグラフ作りは経済の分野でも医療の分野でも似たような手法を用いている。
統計学の利用者としては、基本的事項を正しく理解し最低限使えることが重要で、理論についてプロと肩を並べる必要はない。
・チームとして話し合いやすい雰囲気づくりには環境的土壌と感情的な土壌が必要。

権威者への遠慮、メンバーシップ型での試用期間の無さ、インターネット広告の効果検証

複雑な手法よりも良い臨床疑問が重要。「もやもやしてるけどなんか関係してるかも」を発言できる場かどうか。ルーチン=「お金を稼げる型」(いい表現)。医療現場ではチーム把握に神経質にならないといけないはずだが、属人的。議論のテンプレートがないので、みんな手探りでやってる。「みんなが隙あらば自分の主張を言う」のがよいチーム。

 

2. 明日からしたいこと

特になし

研究がんばる

人と話し合いやすい環境づくりをするために努力しようと思いました。

マネジメント層の育成の工夫、淡路島への人の誘致のターゲット探し

トップジャーナル投稿(&アクセプト!)

 

3. 今日の会へのコメント

企画ありがとうございました。

今回も非常〜に楽しく、かつためになりました。研究室での雑談から研究の方向性が見えてくる時と同じような体験がこの場でできている気がします。

お誘いいただきありがとうございました。

有意義だった。

とてもアットホームで、各自が持ちネタをどんどん投入して、話が広がっていく会でした。とても楽しかったです。皆さんありがとうございました!

 

(イナダ)