アカデミック雑談会 (Academic Dialogue Networks)

多分野の人とアカデミックな対話を触媒にした定期的なつながりの場

<第5.1回 アカデミック雑談会 online>

皆さまこんにちは!

先日オンラインで開催したアカ談のまとめです。

今回はおなじみのオクムラさんとの共同主催でした。お誘い、当時の進行をとてもスムーズにしていただき、とてもありがたかったです。

 

引き続き、大学等で日常的に研究をしている人と、社会で実践活動をされている人のバランスが良かったです。がゆえに「アホな質問も、突っ込んだ話もどちらもできる」という、ある方の感想のような場・時間になったのではないかと思います。

また今回もほとんどが初参加の方でしたが、「今の研究テーマや専門に至る興味の変遷が人それぞれで興味深かった。(いつも似たような興味の人とばかり接していて、あんまり自分の中で意識することがなかったので)」という、アカ談の醍醐味を感じていただけたようで、主催者としてはうれしいです。(他にもふりかえりを書いていただいているので、詳しくは下までスクロールしてみてください)

 

個人的な感想としては、どこまで厳密に自分の研究を説明するかは調整が必要(詳しすぎても表面的過ぎてもあかん)というのがあります。今回だと比較的分野の近い方が多かったので、ツーカーでいけるところもありつつ、自分の関心(あるいは研究テーマ)の「本質」を伝えることはやはりチャレンジだなと思いました。

また次回も楽しみにしてます!

 

とき・ところ

2021年1月24日(日) 19:30-22:00

Zoom

参加者

6名

 

―――自己紹介―――

関心の変遷(始点→終点)

ミクロ経済学→→プラットフォーム・ビジネス、エージェントベースシミュレーション、縦断的ケーススタディ

金融 →  国際貿易・産業組織

国際援助→紛争・開発経済

企業戦略論→国際金融と不平等

有機化学→多孔性材料

世界史→イノベーション

本1冊

現代アートビジネス

経済学を味わう

統計学を哲学する』

追われる国の経済学

『炭素文明論』

Out of Gobi

―――ふりかえり―――

1. 話をしていて思ったこと / 考えたこと / 気づいたこと / 疑問に思ったこと

自分の学問的背景において、永らく忘れていた基礎概念について思い起こされたり、関心を学問に落とし込む形式がわかりとても面白かった。自分の中の引き出しの少なさにも気づかされた。

社会科学系の人が多く分野的には1人浮いていたように思うが、普段全く聞けることのない話が聞け面白かった。特に、今の研究テーマや専門に至る興味の変遷が人それぞれで興味深かった。(いつも似たような興味の人とばかり接していて、あんまり自分の中で意識することがなかったので)

参加者の方の疑問を経済学の研究のリサーチクエスチョンできるかもしれないと思いました。

どこまで厳密に自分の研究を説明するかは調整が必要(詳しすぎても表面的過ぎてもあかん)。共同研究の進め方や論文の書き方、あるいは博士とお金の問題など、共通のテーマになりそう。MOFおもしろそう。こういう場で以前からの知り合いと話すと、いつもとちょっと違ったおもしろい話ができる。

2. 明日からしたいこと

政策評価についての学術的な理解での業務への応用、経営学の近年の著書の読書。

紹介された本を読んでみる。

読書の量を増やしたい。

ポスドクで海外の大学に行く機会を探ってみる。

3. 今日の会へのコメント

人が一人変わるだけで話の展開が大きく変わる楽しさを感じました。45分もちょうどよかったですが、盛り上がった際には少々時間不足に感じました。また機会があればお願いします。ありがとうございました。

初めての参加だったが、3人で1グループなのがちょうどよかった。アホな質問も、突っ込んだ話もどちらもできるので。1人の方と話できなかったのは残念ではあった。

今までと違って今回は自分の知り合いが多かったですが、初めて聞く話が多く勉強になりました。

少し運営方法を改善してみました(改悪にならなかったようで良かったです)。同学年かつ同じような出身の方が多く、いろいろと刺激になりました( `ー´)ノ

 

(イナダ)