<第5.2回 アカデミック雑談会 online>
皆さまこんにちは!
先日オンラインで開催したアカ談のまとめです。
前回に引き続きイナダとオクムラさんとの共同開催でした。ありがとうございます。
いつもはここに主催者の感想などを書くのですが、今回は皆さんがふりかえりに書いてくださった内容が、素晴らしく会の雰囲気を表現されているので、ぜひ下までスクロールしてお読みください。
蛇足ですが主催者の気づきを付け加えておきます。アカ談ではグループを変えて3回話すのですが、そうすると各自の自己紹介を3回することになります。そうすると徐々に話し手は説明の内容が深くなっていき、聞き手は相手のことが分かってくるという変化(変遷)があり、おもしろいなぁと思いました。何はともあれ楽しかったです!
以下、皆さんの自己紹介とふりかえりに書いていただいた内容です。
とき・ところ
2021年2月7日・Zoom
参加者
7名(途中の出入りがあったので、雑談は3人×2グループの6人)
―――自己紹介―――
関心の変遷(始点→終点)
ミクロ経済学→プラットフォーム・ビジネス、エージェントベースシミュレーション、縦断的ケーススタディ
金融 →国際貿易・産業組織
理科全般(高校)→結晶学(現在)
行政法→資産運用全般
寒天の歴史→働き方改革
本1冊
アートシンキング
経済学を味わう
中北浩爾『自公政権とは何か』
ルーツ 20世紀後期の旅と翻訳
Cooking for Geeks 料理の科学と実践レシピ
ウォール街のランダム・ウォーカー
エネルギー産業の2050年-Utility3.0へのゲームチェンジ-
―――ふりかえり―――
1. 話をしていて思ったこと / 考えたこと / 気づいたこと / 疑問に思ったこと
いろいろな分野のお話が聞けてよかったです。自分の労働組合の組織内議員ってどうなの?と思いました。
全然違う専門の人の話の方が、同分野よりも刺激的で面白い部分が多いなあ、と改めて思いました。ありがとうございました。
異分野の方とは、考え方の枠組み自体違うということに改めて気が付かされました(法学の分野では、いわゆる「判例・通説」という言い方をよくするのですが、やはり理系の分野の方からすれば、「通説」「少数説」という組み立て方自体あまりしないものだと伺って、言われてみれば当たり前なのですが、なるほどと思いました。)他方で、全く違うというわけでもなくて、考え方の共通点のようなものも見つかって、自分の研究への新たな視点として取り入れられそうな気もしました。
もっともっと話を聞きたい/したいと思いました。
都市計画やマクロ経済、分子化学など全く異なると思える分野でも、そこに至ったルーツや興味関心の源(仕組みを解明したい、現象そのものに興味があるなど)は自分と似たところも発見でき、専門的な知見とともに勉強になりました。
ご自身の趣味について楽しそうにお話をされている方がいて、私も趣味の時間を大切にしたいと思いました。
住民主体のまちづくりと制度・ルールとのいい感じの関係(あくまでもガードレールとして)。Loveで選ぶ研究テーマ。法律は理屈だけじゃなくて権力の綱引きででもできている。与党の少数派=公明党についての研究がある。地域の文脈を掘り起こして知ることで、関心がわく。社会科学は対象との距離感が大事。
2. 明日からしたいこと
交流送電と直流送電の違いを分かっていないことに気づきました。勉強したいです。
自分の研究や専門の話を、専門外の人からどう見えるのか、と言うのを、これまで以上に意識して行きたいなと思いました。
参加者の方が紹介してくださった本の中で、今日伺って興味を持ったものもあるので、それを読んでみようかなと思います。
アンテナを張る! 世の中の情勢に目を向ける。
仕事柄、今の時代のホットトピック、各専門分野の最前線については常にウォッチしていきたいところなので、話題にでていたテーマについて目を光らせていきたい。
最近は基礎的な勉強が中心だったので、最近の研究を追う時間をもう少し取って、お話できる内容を増やしたいと思いました。
プロセスの研究をさらに進めたい。ぼちぼちバドミントンがしたい。
3. 今日の会へのコメント
PCの調子が悪く何度も落ちてしまい申し訳ありませんでした。本日はありがとうございました。
ゆるやかに、かつ専門的なことにも踏み込みつつ、しゃべるというのがよい感じでした。「3人」と言う人数が大事、と言う話は面白い&重要ですね。
はじめてでしたが、とても楽しかったです。異分野交流というのはよく言われてはいますが、上手く組み立てないと話しづらかったり、一部の方だけが話して終わったり、となりやすい気もしますが、今日の会は、人数、事前の自己紹介のやり方、分野の組み合わせ方などが良いおかげか、話しやすく、また得るものが多い回でした。ありがとうございました。
とても楽しかったです! 是非また参加させてください。ありがとうございました。
普段ほとんど関わりない他の分野の方々とざっくばらんに、各人の興味関心や専門的なお話をできてとても有意義な会でした、ありがとうございました。
途中参加でしたが、楽しかったです。私が誘った方も楽しんでおられたようで良かったです。お忙しいところ集まっていただき、ありがとうございました。
「法律は堅いイメージだったが、それがつくられるプロセス(ストーリー)を聞くとドラマっぽくて興味がわいた」という話が印象に残りました。「気張らずに知らん人と深くしゃべれる」という空気感があったようで、よかったです。違うけど似てるところがあるということも感じられる場で、とても楽しかったです!
(イナダ)